第二部/五章
第一話 昇天の時 カァくん:フツヌシ殿に死が迫ろうとしています。 英傑における死──昇天まではあとわずか。 ワタクシたちにもう手は残されていないのでしょうか!?
第二話 意外な助勢 タケミナカタ:治療のため、フツヌシ殿を江戸へと運ばなければ! だが、悪霊の襲撃は続く。 そんな時──君たちが僕らの護衛をしてくれる、と!?
第三話 北の地へ ツクヨミ:蝦夷の奥地に湧くとされる神泉。 その清水さえあればフーちゃんの命は助かるのよね。 えっ、蝦夷への立ち入り禁止ってどういうことよ?
第四話 霧中を見通す光 アマテラス:太陽神である私にかかればどんなに深い霧だろうと、 見通すのは簡単よ。先導役は私にお任せ!
第五話 忍の目 ハットリハンゾウ:奇襲も防げない未熟者ばかりかと思えば、 まさか俺が一本取られるとは。 ふふふ、これは一緒にいれば存外楽しませてもらえそうだ。
第六話 神泉はいずこ コロポックル:神泉の場所を知りたいんだ……? あっ、でも、外からやってきた者を案内しちゃいけないって、 言われてるしな……。
第七話 森の守り人 カァくん:神泉の場所を知っているという長老のもとに 案内してもらえることになってひと安心ですね。 ……えっ、今……森の中から声がしませんでしたか?
第八話 異形の森 タケミナカタ:長老がいるというアイヌの聖域ですら、 樹木がほとんど異形化してしまっている。 神聖な森ですら、殺界炉・零の影響を免れることができない、というのか!?
第九話 神の湖へ シュテンドウジ:カムイトーとやらに向かう水路があると言ってたが…… おい、これはどう見ても水路というより激流じゃねェか! しかもここを筏で下れ、だと……?
第十話 積年の不信 タケミナカタ:ようやくハスカップの実を手に入れたというのに、 アイヌの民が僕たちに矢を向けた、だって……? ここまで来て、戦わなくてはいけないのか!?
第十一話 黒い陰謀 ツクヨミ:神泉の清水を手に入れ、これでフーちゃんは助かるのね。 えっ……待って、函館でワタシたちの船が爆破されたって、どういうこと!?
最終話 黄泉の鎖 カァくん:このままではフツヌシ殿は二度と地上に戻ることが叶わない、 黄泉の国へと召されてしまうでしょう。 主様、ワタクシたちにできることはもうないのですか!? --
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