第二部/六章
第一話 洋上の危機 カァくん:フツヌシ殿を救うため、黄泉への入口があるという 恐山に向かうと決めたのはいいのですが…… こんなボロボロの船で無事たどり着けるのでしょうか?
第二話 神の口 タケミナカタ:恐山の霊場には神や死者の声を 聞くことのできる者たちがいるそうだ。 その者たちなら黄泉への行き方を知っているかもしれないな。
第三話 姿を消した和合の神 サイギョウ:霊場を支配するカミクチに従うか否か、対立する村々。 和合の神であるククリヒメ様がおられれば、 このような争い避けられた、というのに……。
第四話 ククリヒメの行方 シュテンドウジ:姿を消したククリヒメを捜しに社まで来てみたが…… こいつら、カミクチの配下のようだな! やはりククリヒメはカミクチに幽閉されてるのか!?
第五話 洞窟の正体 アマテラス:社からこんな洞窟に続いてるなんて……。 えっ、黄泉比良坂にどことなく雰囲気が似ている? じゃあ、この洞窟の行き着く先って……?
第六話 神がかりの告白 ジライヤ:この洞窟はどこまで続くんだ? やはり黄泉の国まで続いているというのか……? いや、なんだ、あの巨大なものは……!
第七話 歪んだ想い サイギョウ:自分が一番相手のことを想っている? そんな一方的な感情の押しつけを愛情と思っているのならば、 カミクチよ、あなた様はあまりに愚かしい。
第八話 思惑 ハットリハンゾウ:主よ、カミクチ一派をことごとく討ち取り、 ククリヒメを救い出せ、と命じれば良いんだ。 相手は敵だ、ためらう必要などあるまい?
第九話 ククリヒメの悩み ククリヒメ:ククリがほんの些細な悩みを口にしただけなのに、 カミクチはどうしてこんな暴挙に出てしまったのか……。 もうわたくしでは止められないのでしょうか……?
第十話 最後通牒 タケミナカタ:僕たちがククリヒメ殿を捜している間に、 カミクチはさらなる手を打っていた。自分に従わない村はことごとく滅ぼすだって!? いけない、早く戻らなければ!
第十一話 永遠の和合 シュテンドウジ:カミクチを霊場まで追ってきたが……なんだ、ありゃ! 悪霊どもと融合……いや、全身で食らってやがる。 カミクチはもう人であることまで捨てたのか!?
最終話 欲しかった言葉 ククリヒメ:ククリはカミクチ、あなた様の想いには応えられません。 それなら、この手で引導を渡すのがせめてもの情け……。 ね……もう終わりにしましょう……? --
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